OBOG図鑑No.15『MIYA’Sキッチン』

青木ゼミについて

―――この日はお仕事終わりにお時間をいただきました。学生当時のことについて、お伺いしました。

おいちゃん「まずは、青木ゼミを選んだ理由からお聞きしたいです。」
宮本さん「選んだ理由かあ、なんだったっけな? 確か、第一希望じゃなかったんだよね。青木ゼミに入ろうと最初から思ってたわけでもなかった。もともと、違うところを見てたけど、確認してなくて、そこの締切間に合わなくて、やべえなって思って、とりあえずなんか入んなきゃと思って。2次募集見てたら、青木ゼミで枠があった。青木ゼミのことよく知らなくて、エントリーしてから、周りの人に聞いたら、なんかあそこすごいらしいよって!」
えりぴよ「あはははは」
宮本さん「勉強もそれ以外もすごいって聞いてた(笑)そんな感じで入ったから、最初から何かをしたかったわけじゃないけど、ふと目に入ったのが青木ゼミだった!」
おいちゃん「なんか選んでみたって理由の人も、稀にいます!」
宮本さん「ゼミ入る前に仲良かった人がいて、一緒に勢いで青木ゼミに入った。ちょっとふわっとしたきっかけだったかな。」
おいちゃん「ありがとうございます。入る前と入った後のギャップとかあったかとは思うんですけど、青木ゼミとか青木先生とかとの思い出ってありますか?」
宮本さん「ゼミとしての思い出は、合宿かな。同期間とかでもあんまりごはんとか行ってなくて、合宿行ったとき初めて同じ部屋でお酒飲んだりして、まあ学生だから(笑)」
えりぴよ「あはははは」
宮本さん「それがあったから、先輩とか後輩とかともゆるくなれたというか。特に夜の飲み会とか、4年の時に体張らなきゃなって思って、もちろん自分たちも楽しくなきゃだし。何で盛り上げたかというと、仲良いやつらとプロレスをやったんですよね。」

 ~~当時の動画を見せていただきました~~

宮本さん「初っ端から衝撃的だけど!」
おいちゃん「うわあ!」
えりぴよ「楽しそう!」
宮本さん「今見たら気持ち悪いな!当時は、プロレス始まるから見に来てよってオーディエンス集めて。先生とかも見てた。けどまあ、お酒入ってるから(笑)」
えりぴよ「よく残ってますね!」
宮本さん「そうだねー(笑)まあ、学校の中だと真面目じゃん?だから合宿とかでふざけられたのが思い出かなあ。結構面白いことに力入れてたからなあ。」
えりぴよ「今あんまり体張ること少ないです、男子少ないんで…」
宮本さん「あー、もったいないよ!(笑) あと青木先生との思い出は、1番残ってるのは、ゼミの追いコン。それまで話とかしたことはあったけど、深い話とかはあんまりしてこなくて。先生からしたら、扱いにくいっていうか問題児だったのかもしれない。それはちょっと感じてて、追いコンの時何言われるかなって思ってたら、楽しいことが好きでそればっかやってて、めんどくさいことはあんまりやってなかったから、心配してたんだって。4年での就活とか、将来のこととかちゃんと考えてんかなって。就活の相談もしてなくて、決まった時だけ報告に行ったんだけど、将来的にこういうことをしたくて、何を考えてどういう気持ちでこの企業に決めましたって言って。そしたら、こいつすごいなって先生思ったらしくて。そういうことを考えて動いていたっていうことができる人になってたんだって。先生って褒める人じゃないから、褒められたことがちょっと恥ずかしかったけど、グッとくるものがあったな。先生にそう言ってもらえるぐらい成長できてたってことが嬉しかったな」

―――自身のことをあまり真面目ではなかったという宮本さんですが、青木ゼミをやめたいと思ったことはなかったそうでした。


就職活動について

―――新卒で入社した会社に今でも勤務されている宮本さんに、就活当時のことをお伺いしました。

おいちゃん「次に、就活活動についてもお聞きしてるんですけど、当時の経験とかを伺いたいです。今の会社に新卒入社されたんですか?」
宮本さん「そう。新卒入社。就活の当時は、みんな一斉にスタートして、最初は合同説明会とか行って、説明受けた。俺らの時代は30~40社にエントリーするのが当たり前だった。俺もリストアップしなきゃなって思ったんだけど、20社リストアップしても行くとこって1つだから。行きたいからそこに行くって決めるわけで。19の会社は本気で受ける必要もないよなって。だから自分は何をしたくて何になりたいのかって考えないと、なんとなくでやったら時間の無駄になっちゃうなって思って。みんながエントリーとかしてる中、俺はずっと自己分析してた。」
おいちゃん・えりぴよ「へ~~~」
宮本さん「それにこう、エントリーとか全く受けてなくて、自分が何したいのか見つけてからエントリーしようと思ってた。スタートして、どれぐらいかな? 人よりもめちゃくちゃ遅いスタートだった。でも、自己分析しっかりしたから自分にめっちゃ自信あって。どの会社の面接やっても間違いないわ、余裕だわって思ってた。言うこと困らないしね。それに自己分析以外にも受けたい企業もしっかり調べる時間あったから。結果的に、エントリーした企業は5社だけだった。」
おいちゃん「少ないですね。」
宮本さん「本当に自分が受かったら絶対に行きたいと思った5社だけだったから。その中から3つから内々定をもらった。どこもめちゃくちゃ行きたいところだったけど、今の会社を選んだ。人よりも就活していた時期っていうのはすごく短い。人から見るとすごいリスキーって言われたけど、準備の期間で絶対の自信がついたから、あんまり気にしてなかったな。」
えりぴよ「ダメだったら来年になっちゃいますもんね。」
宮本さん「そうだね。思ったのは、就活は絶対に周りを気にしないこと。世間体とか気にしちゃうと思うけど、自分が本気でなりたいものとか、やりたいこととかを見つけた方がいい。俺は1社しか落ちてないけど、やっぱり落ちるとメンタルやられるから、自分を責めるんじゃなくて、ああいう会社だめだなって思うぐらいの気持ちで言った方がいい。もっと楽に構えていいと思う。あと、自分の時間を大事にすること。」
おいちゃん「いい意味で他責にする、みたいな感じなんですね!」

―――宮本さんのオススメの就活法は、『周りを気にせず、やりたいことを見つけて、楽なスタンスで』とのことでした。

  1. 自己分析をして、『やりたいこと』『なりたいもの』をしっかりと見極める
  2. 周りの目を絶対に気にしない
  3. 自分の時間を必ず取る
  4. 落ちても、自分を責めすぎない

楽なスタンスを作るために、まずは自己分析でしっかり自信をつけることが大事とのことです。3年生は、ぜひ参考にしてみてください!


スーツについて

―――オーダースーツを扱う部署のMDとして働く宮本さんに、スーツのこだわりについてお伺いしました。

おいちゃん「最近、私服で出勤するみたいな人が増えてると思うんですけど、改めてスーツの良さとかってありますか?」
宮本さん「それはね、ありますよ!スーツって男性が着るとき、よく2割増しって言うでしょ?」
えりぴよ「あー!あります!」
宮本さん「俺まじであれ信じてるから。スーツを着て、その人のかっこよさ2割に上がりましたって。だからそこをいかに、2割を3割4割にできるかって。今、スーツ売ってるけど、自分が案内したスーツをその人が着て、めちゃめちゃモテる。それ聞いたらすごいテンションあがって。でしょ?ってなる。だから、スーツって作業着的な感じになってるのがすごい残念。うちはオーダースーツを取り扱ってる、少し狭い業界なんだけど、今色んなところが参入してきてて、ぎゅうぎゅう。朝9時ぐらいの京浜東北線みたいに」
えりぴよ「田園都市線もすごいですよ!」
宮本さん「乗車率120%ぐらいな感じ(笑)差別化しないと、新しいとこに食われちゃうから。だからいかにスーツを売るかじゃなくて、いかにかっこよくするかの意識でいる。男をいかにかっこよくするか。かっこいい男の人が好きだから、みんなそうなってほしいなって思って。別に男が好きなわけじゃないよ?(笑)」
おいちゃん・えりぴよ「(笑)」
宮本さん「今はスーツ=仕事着、作業着って感じだけど、昔はスーツってもっと役割で細分化されてた。冠婚葬祭だけじゃなくてね。」
えりぴよ「へー!そう考えると面白いですね!」
宮本さん「面白いよ!こういうのはまだまだ触りの部分だけどね。もっとみんなかっこよくなってほしい。でも、そうじゃない?社会人になって、自分の上司がスーツもネクタイも腕時計も靴も全部バチバチに映画から出てきたような恰好してたらよくない?」
おいちゃん「めっちゃいいです!超見たい!」
えりぴよ「出勤するの楽しくなります!」
宮本さん「その人が上司でさ、ランチ行こうとか言われたらよくない?」
おいちゃん「喜んで!!ってついていきます。」
宮本さん「かっこいい男が増えると、女性のためでもあるんだよね。絶対会社楽しいよ。」

―――かっこいい男性が増えることは大!賛!成!でした。女性のモチベーション向上のために、ぜひゼミの活動においての男性の身だしなみに期待でした。


料理について

―――料理をするのが趣味でアレンジがお好きな宮本さんに、歴代のアレンジについてお伺いしました。

  • チョコレートinエリンギ
 滅多にお菓子は作らないそうなのですが、高校時代にホワイトデーにバレンタインの義理チョコのお返しに手作りチョコを作成した際、何を思ったのか『食感』を出したいと思い、焼いたエリンギをチョコレートの中に入れたそうです。当時なぜその発想に至ったかは分からないそうです。
  • カレー×セロリ
 カレーもセロリも両方好きで、隠し味にセロリを試してみるため挑戦。カレーってなんでもいけると思いきや、セロリがガンガンに前に出てきてしまったそうです。ぶつ切りで入れたところ、溶けるかな?と思ったセロリが溶けず、カレーがセロリに負けたそうです。
  • 餃子
 当時は餃子を非常に軽視していたそうです。簡単に作れるだろうと思っていたところ、餃子の皮がうまく包めず、波が全くできず、結果指圧でつぶしたところ、見た目が餃子にならなかったそうです。


「イケメン」とはお聞きしていたのですが、聞きしに勝る男前ぶりで取材中緊張していました(笑)

突然の連絡だったのにも関わらず、二つ返事で取材を了承してくださいました。

お忙しい中、貴重なお時間を本当にありがとうございました。

卒業してからのゼミとの関わりがほとんどなかったそうですので、今回をきっかけとしてまたお会いできるのを心から楽しみにしています。

Aoki Seminar.

青木ゼミは、青木茂樹教授を筆頭に”学び”と”遊び”に全力で取り組むゼミです。 個性豊かなメンバーの充実したゼミライフを発信していきます!

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