OBOG図鑑 No.12『朝ドラヒロイン』

青木ゼミについて

―――今でも続く禅プロジェクトの発案者でもある横山佳純さん。3年生から入ったということで、青木ゼミを選んだ理由とプロジェクトについてお聞きしました。

おいちゃん「3年生の途中から入ったってお聞きして」
横山さん「よく知ってるね!2年生のとき他のゼミ入ってたよ。でもいつも仲良くしている仲間が青木ゼミに所属していて…頑張ってる姿みていて、なんか私もああいうのやりたかったなっていう思いがフツフツとずっと思っていて。ていうのも、ゼミの時間が長くて大変ていうのもわかるけど、みんなで集まって勉強して考えて…プロジェクトで企画しているのを見て私こういうのやりたかったなとピンときていて!2年生で他のゼミ入っちゃったから1年間はここで頑張って、3年から入ろうと決めたんだけど…」
えりぴよ「途中から入るなんてすごいですね!」
横山さん「やっぱりあれだよね、青木ゼミだと自分たちでなんでもできそうっていうか、もちろん先生が助言してくれたりとか、協力してくれるOBOGが周りにいてできる環境だったから自分のやりたいこととかも行動に起こせば実現できるといいなって。結構やる気のない人たちが集まったゼミだと早く帰りたいとかあるけど、そこに行けば自分のやりたいことに対して賛同してくれる人がいるかもしれないっていうので、選んだんだろうね!(笑)」
おいちゃん「ちなみに2年の時はどこゼミだったんですか?」
横山さん「財務会計の桑原先生のゼミ!」
えりぴよ「授業は受けたことないんですが、聞いたことあります!」
おいちゃん「次に是非、プロジェクトについてお聞きしたいのですが。禅プロが今あるので!2015年から始まったんですか?」
横山さん「2015年の…いつだろう。後期かな。」
おいちゃん「後期中に100円朝食を実施したのですか?」
横山さん「2015年が4年生の時期で、みんな就活で忙しくって。私も8月の終わりまでやってたんだけど…プロジェクト立案の際に、2•3年生の立案にちょっと乗っかろうって気持ちがあって。でもあんまりやりたい企画がなかったのと、3年から入ったのにやらないともったいないなって思いがあって、せっかく駒澤大学には禅があるからブランディングしたいと思ったんだよね。」
えりぴよ「禅プロジェクトって横山さんからスタートしたんですね!」
横山さん「ブランディングってカッコいい言葉じゃないんだけど、みんなが知らずに卒業していくのをみていて体験できる機会を作れたらなって思ったんだよね。難しい講演を開くとかじゃなくて、例えば禅にまつわる良い話を朝に精進料理を食べながら聞けたりとか、食べる前に料理に感謝したり…色々禅を体験できる企画をやりたかったのね。最終的には大きくなってるけど、きっかけはそこかなぁ。最初は禅エクスペリエンスっていうテーマでやってたんだよ!」
おいちゃん「へー!響きがいいですね!新しい食堂もできたので、また精進料理やってほしいです!」
えりぴよ「印象に残ってる青木ゼミでの思い出はありますか?」
横山さん「サイクリングとか選挙とかで忙しい時期で、たまにゼミに来て活気付けようと声をかけてる姿はとても印象に残っているかな」
えりぴよ「ゼミ活動での思い出はありますか?」
横山さん「ゼミのみんなが、私のことをママみたいに扱ってきて。そんなでもないのに! でもそんな風に言われちゃうとさ、みんな小鳥みたいに見えてきて頑張らないとなって思って一生懸命にできた。それがいい影響を与えられてたのかなって思う部分もあるし…大学で先輩と後輩がいてさ、刺激しあったり注意しあったりするコミュニティってないじゃん。そんな中で、自分の立場を考えた時にこういうママ的な存在が必要なんだなって思った。エピソードってなかなか思いつかないもんなんだね(笑)」
おいちゃん「いろいろ濃かったんだなぁって思います(笑)」
横山さん「一番楽しかったのはゼミ後のご飯かな!」
えりぴよ「それわかります!(笑)」

ーーー3年生で青木ゼミに入ろうとしていた志やプロジェクト活動を通して禅への関心を変えようとする試みから実行力のある方だと感じました。


就活について

―――「魚卵の卸し」のお仕事をしている横山さんの、就職活動についてお聞きしました。

おいちゃん「ご職業は水産の卸し…でしたよね?」
横山さん「珍しいねってよく言われる。」
おいちゃん「築地によく行ったりするんですか?」
横山さん「そうそう、築地に会社あって。でも市場が豊洲の方に移転したから、あんまり市場に行く機会ってなくなっちゃたんだけど。築地とは近かったから色々もの動いてるのみたりとか、自分の魚卵のカテゴリーだけじゃなくていろんな業者みたりとか買ってる人も売ってる人も…そういうのは面白かったかな。」
おいちゃん「卸しっていうことは、売るのは魚屋さんやデパートとかですか?」
横山さん「ううん。もうちょっとね段階が上というか、メーカーとか。あとは小売店もそうだけど加工場に出したり、輸出したりとか。」
おいちゃん「なるほど…」
横山さん「全部魚は築地とか豊洲を通してると思われがちだけど、全然そうじゃなくて。市場外流通という場合もあるから産地で取れたものをそのまま違うところへ流すという作業も結構してて…」
おいちゃん「面白いですね!!そんな世界があったんだっていう」
横山さん「ちょっと独特だけど面白いよ!」
えりぴよ「なんでその世界に出会ったですか?あまり…魚介系行こうって普通なら思わない気がして。」
横山さん「たまたま周りに水産で働く人多くって!」
おいちゃん・えりぴよ「へーめずらしい!!」
横山さん「知り合いとかね。就活きっかけに水産って知らなかったから調べるところから始まったんだ。魚って見えるところにいるわけじゃないからその日によって捕れる捕れないとか需要が変わるんだよ。例えば鯖缶ブームで鯖缶がないとかその時によって需要が変わるのに、日々対応することだったりとかそもそも魚が好きっていうこともあって、そういうのがきっかけでおもしろいな、自分に合いそうだなって思った。」
おいちゃん「魚が好きなのは見るのが好きなんですか?食べるのが好きなんですか?」
横山さん「普通に食べるのが好きかな!(笑)」
おいちゃん「美味しいですよね!(笑)」
横山さん「そう、きかっけは偶然というか…みんなに起こることじゃないから、それは特別だったね。それに興味持ったことが一番大きかったよね。」
おいちゃん「一押しのお魚はなんですか?」
横山さん「シャケかな。ちょうど今秋シャケってのが時期で、もう終わりかけてるんだけど。毎年9〜11月にかけて北海道から収穫が順に始まって、秋シャケから卵をとっていくらになるんだけど。それはシーズンでオススメかな〜好きだし。」
おいちゃん「私サーモンはダメなんですけど、シャケは大好きなんですよ。トキシャケが好きで!」
横山さん「どこ出身?」
おいちゃん「東京なんですけど、実は父の代まで魚屋だったんですよ。そのこともあって、子どもの頃からお魚に触れてました。」

ーーーこの後とても、魚トークで盛り上がりました。


女優の波瑠に似ていらっしゃる、透明感ある美女の横山さんの最近のブームはゴルフだそうです。
食べるのが大好きということで、今回は非常にごはんのお話が多かったです。
お忙しい中、取材でお時間をいただきまして本当にありがとうございました。
また2月にお会いできるのを楽しみにしています!

Aoki Seminar.

青木ゼミは、青木茂樹教授を筆頭に”学び”と”遊び”に全力で取り組むゼミです。 個性豊かなメンバーの充実したゼミライフを発信していきます!

0コメント

  • 1000 / 1000